アジア甲子園、熱戦に幕=勝利への意欲「想像以上」―インドネシア
【ジャカルタ時事】日本の高校野球の熱狂と感動をアジア全域に広めようという試み「アジア甲子園」第1回大会の決勝が21日、インドネシアの首都ジャカルタで行われ、ジャカルタのチームが7―5で優勝し、5日にわたって繰り広げられた熱戦に幕が下ろされた。
大会には14~18歳の選手で構成された国内計8チームが参加、ワンプレーごとに多くの観客から熱い声援が送られる中、球児たちは最後まで全力で白球を追った。
元プロ野球選手で主催者の柴田章吾さん(35)は「子供たちの笑顔や真剣な姿を見ることができて、本当にやってよかったと思う。想像以上に勝ちたいという姿勢が感じられた」とコメント。「今後、開催国や参加チーム数を増やし、子どもたちが目標とする大会にしていきたい」と語った。
決勝戦の後には、U18(18歳以下)インドネシア代表と甲子園出場経験者から成る日本代表が対戦するエキシビションマッチも開催。甲子園の雰囲気を伝えようと日本からチアリーダーやブラスバンドのメンバーが駆け付け、高校野球でおなじみの応援風景が再現された。
[時事通信社]
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