前売り券目標「一つのめど」=万博の魅力発信強化へ―石毛事務総長
日本国際博覧会協会の石毛博行事務総長は、2025年4月13日に大阪・関西万博が開幕するのを控え、時事通信のインタビューに応じた。前売り入場券の売り上げが低迷する中、1400万枚としていた販売目標について「一つのめどで必達ではない」と指摘。販促活動で万博の魅力を分かりやすく発信することに意欲を見せた。
―前売り券販売は約750万枚にとどまるが。
1400万枚は一つのめどで、必達の目標ではない。最終的にどうなるかで考えるべきだ。25年1月からパビリオンやイベントの予約が始まるので、どんどん前売りの購入を働き掛けたい。
―会場建設費は。
2350億円の中で実施する方針は変わらないし、そうできる。
―関西圏以外では機運が高まっていない。
始まれば必ず変わっていく。25年1月から3月の間に「魅力ある万博」を分かりやすく発信していきたい。
―開幕時に一部パビリオンが未完成の場合は。
(来場者には)ほとんど影響ない。今までの万博でも、一つ二つそういうものがあったとしても全然影響を与えていない。
―万博の成功とは。
いつの時代も世界を見据え、未来を見せることが万博の大きな願い。来場者、参加国、政府、自治体を含めた全ての関係者が「良い万博だった」と満足できることが、この万博の成功だ。
[時事通信社]
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