菅野、自信胸に新天地=オリオールズに「縁」感じ―米大リーグ
オンラインの記者会見に、菅野はオレンジ色のネクタイを締めて臨んだ。オリオールズと巨人に共通するカラーに「縁を感じた」。言葉と表情から喜びが伝わってきた。
2020年シーズン後は、ポスティングシステムを利用して渡米を目指しながら合意に至らず。その後も「常にその気持ちは持っていた」。35歳での挑戦にも「この舞台に立つのが夢だった。ある程度、日本ではやれたと思うので、決断は全然難しくなかった」ときっぱり言った。
現時点で数字の目標は立てていない。「100マイル(約161キロ)を投げられるわけではないし、ものすごい変化球があるわけでもない。ただ、コントロールやコンビネーションは米国でも勝負していける自信がある」。単年契約。自らのスタイルで挑む。
オリオールズは名門ヤンキースやレッドソックスなどと同じア・リーグ東地区で、2年続けてプレーオフに進んでいる勢いのあるチーム。「ワールドシリーズを勝ちたいという熱意が伝わってきた」。頂点へ押し上げる力になるため、右腕を振る決意だ。(ニューヨーク時事)
[時事通信社]
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