イスラエルのシリア攻勢非難=「新たな紛争望まず」―旧反体制派
【イスタンブール時事】シリアで暫定政府を主導する旧反体制派「シャーム解放機構」(HTS、旧ヌスラ戦線)指導者ジャウラニ氏は14日、SNSを通じ、シリアとの間に設けられた緩衝地帯へのイスラエル軍の展開について「正当化できない」と非難した。「シリアは長年の戦争で疲弊し、新たな紛争を起こすことはできない」として、平和的解決の必要性を強調した。
イスラエルは対立してきたアサド政権崩壊に乗じ、シリア国内へ連日攻撃を続行。緩衝地帯への進軍は「一時的」と主張するが、長期化の恐れも出ている。ジャウラニ氏は「地域で新たな緊張を招く恐れがある」と懸念を表明。「国際社会は早急に行動し責任を果たすべきだ」と訴えた。
[時事通信社]
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