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2024-12-06 18:53World eye

英国の馬術金メダリストに資格停止１年 馬への不適切行為で

【ロンドンＡＦＰ＝時事】五輪の馬術競技で３度の金メダルに輝く英国のスター選手シャーロット・デュジャルダン（３９）が５日、馬を不適切に鞭でたたいた行為により、１年間の資格停止処分と罰金１万スイスフラン（約１７０万円）を科された。同選手はこの問題で物議を醸し、パリ五輪の出場辞退を余儀なくされていた。≪写真は、リオデジャネイロ五輪の馬場馬術個人で、金メダルを獲得した英国のシャーロット・デュジャルダン≫
　デュジャルダンはパリ五輪が開幕する数日前、馬の脚を繰り返したたいている動画が国際馬術連盟（ＦＥＩ）に提出されたことを受け、暫定的に資格停止処分を科された。数年前に厩舎（きゅうしゃ）でのトレーニングで撮影されたこの動画が広範囲で非難を引き起こしたことを受け、デュジャルダンは「判断ミス」を認めて深い後悔の意を表明し、パリ五輪を辞退した。
　そしてこの日、デュジャルダンは「ＦＥＩの裁定を全面的に尊重する」とし、今年７月にさかのぼって２０２５年７月まで全ての競技から除外されることが確定。英ＰＡ通信社への声明では、ＦＥＩの処分を受け入れたことに加え、事件が明るみに出た当時は妊娠していたと明かした。
　デュジャルダンは２０１２年のロンドン五輪で個人と団体の金メダルに輝いたほか、４年後のリオ五輪でも個人連覇を果たすなどし、計６個の五輪メダルを手にした。パリ五輪に出場していれば、英女子選手では同数で並んでいた自転車のローラ・ケニーを上回り、通算最多の五輪メダル獲得を果たす可能性があった。【翻訳編集ＡＦＰＢＢＮｅｗｓ】

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