村上「日本最後のシーズン」=6億円で更改、米挑戦へ―プロ野球・ヤクルト
ヤクルトの村上宗隆内野手(24)が2日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の6億円プラス出来高払いでサインした。来季が3年契約の3年目。球団は来オフの米大リーグ挑戦を認めており、村上は「日本でやる最後のシーズンになると思う」と明言した。
今季は全143試合に出場し、33本塁打、86打点で2冠を獲得。2年ぶりに打撃タイトルを奪回し、「数字は納得していないが、2冠を自信にして来季に向けて頑張りたい」と意気込んだ。
球団側からは「最後、みんなで笑って送り出してあげたい」との言葉をもらったという。「優勝、日本一」と自筆した色紙で来季の目標を掲げつつ、個人成績には言及しなかった。「僕が活躍したら優勝できる。数字がどうとか私情を挟む必要はない」。有終の美を飾り、米国に渡るつもりでいる。(金額は推定)。
[時事通信社]
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