神戸、光った勝負強さ=タイトル加え「常勝」へ―天皇杯サッカー
クラブ史上初の優勝は2020年元日の天皇杯。神戸が5大会ぶりに日本一の称号を奪還した。これでチームとして三つ目のタイトル。「常勝軍団」へと変貌を遂げる過程で、新たなステージに入ったことを示すように勝負強さを発揮した。
G大阪との決勝で、両雄が放ったシュートはそれぞれ6本だけだった。チャンスメークに至るシーンが少ない試合を崩したのは後半19分。GK前川のロングフィードに反応した途中出場の佐々木から始まった。
敵陣深くで倒れながら奪われないように粘った結果、そばにいた大迫がこぼれ球を拾って左の武藤に展開。その折り返しは相手選手に当たったが、最後は宮代が押し込んだ。泥くさく決定機を物にした宮代は「最後まで走った努力が実った」と胸を張る。
残り2試合のJ1では連覇に向けてひた走る。さらにアジア・チャンピオンズリーグ・エリートの東地区1次リーグでも首位。過密日程を乗り越えて白星を重ねられるだけの層の厚さ、地力の高さを備えてきたことが結果にも表れている。「タイトルを取り続けるチームになりたい」とは大迫。あくまでも目標の一つ。頂点へのこだわりの強さが歩みを止めない原動力だ。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
住吉「弱さが出た」=中国杯フィギュア
-
清宮、復調示す三塁打=イチローさんから活も―野球プレミア12
-
有言実行の「堀米撃破」=白井、鮮やか逆転―スケートボードSLS
-
佐藤GP初優勝、ファイナルへ=女子2位の千葉も―中国杯フィギュア
-
堀米、地元で大歓声=スケートボードSLS
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕