2024-11-19 19:29政治

中国政府、領空進入認める=「気流妨害で不可抗力」

 外務、防衛両省は19日、中国軍機による8月の長崎県男女群島沖での領空侵犯について、中国政府から「気流の妨害に遭い、不可抗力で短時間領空に入った」との説明を受けたことを明らかにした。中国側は「あくまで技術的な問題」と主張し、再発防止に努める考えを強調。日本政府は「今後の活動を注視していく」としている。
 中国軍機による初の領空侵犯は8月26日に発生した。日本側は厳重に抗議し、再発防止を強く要求。石破茂首相は訪問先のペルーの首都リマで15日、習近平国家主席と会談し、中国軍の活動活発化に「深刻な懸念」を伝えた。
 中国側はこれまで、状況を確認中だとして事実関係の詳細な説明を避けてきた。 
[時事通信社]

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