抗菌薬誤投与、乳児死亡=医師が確認せず指示―兵庫県立こども病院
兵庫県立こども病院(神戸市)は14日、入院していた生後6カ月の乳児に抗菌薬を投与した際、濃度と時間を誤り、約1時間後に死亡する事故があったと発表した。通常の5倍の濃度だったほか、医師が添付文書を十分に確認せず、通常の半分の時間で投与するよう指示していたという。
同病院は外部の医師などで構成する調査委員会を設置し、事故原因を検証する。
同病院によると、乳児は3月に同病院で生まれ、先天性の疾患があったため入院。9月、肺炎の症状が見られたため、抗菌薬を点滴で投与した際、医師が希釈方法と投与時間を看護師に誤って指示した。
投与中、乳児の心拍数が低下。心肺蘇生や救急措置を行ったが、死亡したという。
記者会見した飯島一誠院長は「患者、家族におわび申し上げる。県民の皆さまに不安を与えて申し訳ない」と謝罪した。
[時事通信社]
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