ポケベル爆発、関与認める=レバノン停戦、米と協議へ―イスラエル首相
【カイロ時事】レバノン各地で9月中旬に多数の死傷者を出したポケットベルや無線機の一斉爆発に関し、イスラエルのネタニヤフ首相は10日の閣議で同国の関与を認めた。地元メディアが報じた。イスラエルが公式に実行を認めたのは初めて。
ネタニヤフ氏は、ポケベル爆発とレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの前最高指導者ナスララ師の殺害に関し、「国防当局の高官やその政治的責任者の反対にもかかわらず、実行された」と自らの強硬路線が正しかったと強調。路線対立で5日に解任を発表したガラント前国防相を非難した形だ。
レバノンでは9月17、18日に通信機器が相次いで爆発。機器を利用するヒズボラのメンバーを狙ったとされ、40人近くが死亡し、約3000人が負傷したとされる。その後、イスラエル軍はヒズボラへの攻勢を強め、レバノン侵攻に踏み切った。
イスラエルのメディアは、レバノンの停戦を巡り、ネタニヤフ氏が近く側近を米国に派遣すると報道。側近は米当局者と協議するほか、トランプ次期大統領とも面会するという。
[時事通信社]
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