魅力は剛速球とフォーク=離脱の多さが課題―ロッテ佐々木
佐々木は自己最速165キロの剛速球を制球良く投げ、フォークボールも巧みに操る。2022年4月のオリックス戦では完全試合を達成するなど圧巻の投球を見せ、米大リーグ各球団は日本でナンバーワンの投手と評価するようになった。
課題は投球の出力が大き過ぎるがゆえにシーズンを通して活躍できないこと。体づくりに取り組んだプロ入り後の2年間はともかく、その後1軍に定着した3年間で一度も規定投球回に到達できなかった。
昨季は左脇腹の筋損傷で夏場以降に離脱。1月に米大リーグ挑戦への希望を明かした上で臨んだ今季も、結果的に2度戦列を離れた。初の2桁勝利となる10勝(5敗)を挙げても、思うような投球ができない状況に「自分のやりたいようにやることだけではなくて、勝たなければいけない」ともどかしさを漏らしたこともあった。
未完の大器であり、海を渡るのは時期尚早という声もある。ただ、吉井監督は「米国で自身を磨き、さらにレベルアップすることもできるのではないか」との見解を示した。スケールの大きい23歳が異国の地でどこまで進化するのか、日米の球界は固唾をのんで見守ることになる。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
ローマ教皇に最高勲章=米大統領
-
石破首相が帰国
-
渋谷パルコで男性が転落死=通行人に直撃、搬送―警視庁
-
ロシア領内で北朝鮮兵2人捕虜=キーウに初めて移送―ウクライナ大統領
-
ロシア領内で北朝鮮兵2人捕虜=キーウに初めて移送―ウクライナ大統領
写真特集
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎
-
【駅伝】第101回箱根駅伝〔2025〕
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕