「何も変わらない」「負担軽減に」=落胆、期待さまざま―沖縄・米大統領選
駐留米兵による女性への性的暴行事件が相次いで発覚した沖縄県内では落胆や、期待と懸念が入り交じった声が聞かれた。
県女性団体連絡協議会の伊良波純子会長(63)は「期待したいが、何も変わらないのでは」と声を落とす。民主党候補のハリス米副大統領について「同じ女性として女性の人権問題を受け止めてもらえたのではないか」と話した。
「アメリカ・ファースト(米国第一)」を掲げるトランプ前米大統領には、「沖縄のことは気にもしていないのでは」との印象を受けるという。米兵による犯罪の捜査や裁判で日本側が制約を受ける日米地位協定の改定を求めた。
トランプ氏は2016年の前回当選時には、在日米軍の撤退についても言及していた。那覇市の50代会社員女性は「在日米軍の在り方を見直し、沖縄の基地負担の軽減につながるのでは」と期待。一方、過激な発言や連邦議会襲撃事件を挙げ、「米国内が不安定になり、日本への悪影響もあるのではないか」と懸念した。
[時事通信社]
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