横浜M、久々ゴールラッシュ=控え組も躍動で5得点―ACLサッカー
過酷な15連戦を終えて1週間。心身ともによみがえった横浜Mが、鮮やかなゴールラッシュでブリラムを圧倒した。「フレッシュな状態で挑めたし、勝ち点3が必要な状況。勝ててよかった」と井上。胸のすく公式戦5戦ぶりの勝利になった。
GK飯倉が2度の好セーブでピンチを切り抜けた後だった。前半11分。上島の縦パスを受けた井上がドリブルで切り込んで先制ゴール。VARで得たPKから加点すると、加藤聖も続いて前半だけで3点を奪った。
前半に相手が退場者を出したことで、試合は一方的な展開。連戦中は低調だったサイド攻撃が機能し、後半早々にアンデルソンロペスの2点目で勝負を決定付けた。榊原やクルードら出場機会の少ない選手が躍動し、先発起用が続く井上ら前線の3人をベンチに下げられたのも大きい。
中2日でJ1リーグの鳥栖戦が控える。J1では6戦連続勝利なしで15位に沈み、残留は確定していない。「最近は結果が出ていない中で、5点を取って無失点で勝てたのは残りの試合に必ずつながる」と加藤聖。リーグ戦への弾みとできるか。
[時事通信社]
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