ソフトバンクの和田「やり残したことない」=最後の「松坂世代」が引退―プロ野球
今季限りでの現役引退を発表したソフトバンクの和田毅投手(43)が5日、みずほペイペイドーム福岡で記者会見に臨み、22年間のプロ野球人生を「全てが思い出。やり残したことはない」と感慨深げに振り返った。
日本のプロ野球で、1980年度生まれの「松坂世代」では最後の現役選手となっていた。「(松坂さんは)常に僕らの太陽だった。ついに終わってしまう」と実感を込めた。
島根・浜田高から早大を経て、ドラフト自由枠で2003年にダイエー(現ソフトバンク)に入団。米大リーグにも挑戦し、先発で長く活躍した。今季は2勝を挙げ、自らが持つ球団の最年長勝利記録を更新したが、度重なるけがにも苦しんだ。「徐々に、選手としての役割を終える年なんだと感じるようになった」と決断の理由を語った。
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◇和田毅の略歴
和田 毅(わだ・つよし)島根・浜田高時代に夏の甲子園に2度出場。早大を経て、03年にダイエー(現ソフトバンク)入団。同年に14勝で新人王となり、5年連続2桁勝利。10年に17勝8敗で最優秀選手、最多勝に輝いた。12年から米大リーグに挑戦し、4年間で5勝5敗。16年にソフトバンクへ復帰し、日本プロ野球は通算160勝89敗。179センチ、81キロ。43歳。左投げ。島根県出身。
[時事通信社]
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