ソフトバンク、主力に託すも完敗=日本一奪還ならず―プロ野球・日本シリーズ
最後は大量11失点で力尽きた。パ・リーグを圧倒的な強さで制したソフトバンクが、4年ぶりの日本一奪還をセ・リーグ3位のDeNAに阻まれた。
本拠地で3連敗し、後がなくなった試合を主戦の有原に託したが、3回4失点。期待に応えられなかった右腕は「先制点を与えてはいけない試合だった」と肩を落とした。四回に柳田の2ランで反撃しても、流れは変わらない。有原を諦めてつぎ込んだ救援陣も、DeNA打線を抑えられなかった。
小久保監督は「主力が手本に」と言い続けた。調子が上がらない山川を、短期決戦でも4番から外すことはなかった。右足首の捻挫で万全でない近藤を、指名打者制のない敵地で守備に就かせる決断もした。理想に掲げる野球を最後まで貫いたが、結果にはつながらなかった。
パで貯金42を積み上げた王者が、第3戦から4連敗で散った。就任1年目でリーグ優勝に導いた小久保監督でも、制することができなかった頂上決戦。歓喜に沸く敵地のベンチで、ナインはただ相手の胴上げを見詰めるだけだった。
[時事通信社]
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