2024-11-03 19:49スポーツ

つかんだ米ツアー切符=竹田、諦めず接戦制す―TOTO女子ゴルフ

プレーオフを制し、喜ぶ竹田麗央=3日、滋賀・瀬田GC北
プレーオフを制し、喜ぶ竹田麗央=3日、滋賀・瀬田GC北

 竹田は、プロになってから初めてのプレーオフだった。緊張があり、入れれば勝ちという2メートルほどのバーディーパットを2度外したが、最後は1メートル強を決めて笑顔で万歳。直後のインタビューでほっとした表情を見せ、「ほんとに長くなってすみません」と言った。
 最終日は3打差の4位からスタート。伸ばし合いの中、後半に入ってからトップと3打差がついた場面もあり「正直厳しいかなと思ったけど、最後まで諦めずプレーできてよかった」と振り返る。16番(パー5)のイーグルが大きかった。残り240ヤードから2オンに成功。3メートルを沈めて差を縮め、18番のバーディーで追い付くと、アレックスとのプレーオフは最後まで粘り強く戦い抜いた。
 飛距離が最大の武器。初日からドライバーとスプーンが好調で「自信を持って振れた」と胸を張る。ショートゲームも成長した今季は8勝目で、年間女王にも大きく近づいた。「残り3試合、最後まで頑張りたい」と気合を込めた。
 米ツアーは12月の最終予選会に臨む予定だったが、この優勝で得た資格を行使すれば、2026年までの出場権を得る。「わくわくしている。すごく楽しみ」と目を輝かせた。
[時事通信社]

7番、ティーショットを放つ竹田麗央=3日、滋賀・瀬田GC北
7番、ティーショットを放つ竹田麗央=3日、滋賀・瀬田GC北

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