名古屋、激闘制す=新潟は初タイトルならず―ルヴァン杯サッカー
Jリーグのルヴァンカップは2日、東京・国立競技場に大会過去最多の6万2517人を集めて決勝が行われ、名古屋が3年ぶり2度目の優勝を果たした。新潟を3―3からのPK戦で下した。国内主要タイトルは通算5個目で、優勝賞金1億5000万円を獲得。初めて決勝に進んだ新潟は、クラブ初タイトルを逃した。
名古屋は2点差を追い付かれ、延長でもリードを守れなかったが、PK戦は5人全員が成功して激闘を制した。長谷川健太監督は最多3度目のルヴァン杯制覇となった。最優秀選手には名古屋のGKランゲラックが選ばれた。
今季から大会方式が変更され、J1~J3の全60クラブが出場して争った。
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◇名古屋のクラブ小史
名古屋グランパス 正式名称は名古屋グランパスエイト。トヨタ自動車サッカー部が前身で、Jリーグには1993年の初年度から参加。95、99年度に天皇杯優勝。2010年にストイコビッチ監督の下でJ1初制覇を果たし、ルヴァン杯は21年に初優勝。グランパスは英語で名古屋のシンボルのシャチの意味。エイトは名古屋市の市章「八」で、末広がりを表す。
[時事通信社]
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