2024-11-01 19:54スポーツ

ここまでは「外弁慶」シリーズ=互いに敵地で連勝―プロ野球・日本シリーズ

DeNAに勝利し、歓声に応えるソフトバンクの小久保監督=10月26日、横浜
DeNAに勝利し、歓声に応えるソフトバンクの小久保監督=10月26日、横浜

 プロ野球の日本シリーズは第5戦を終え、DeNAが3勝2敗で26年ぶりの日本一に王手をかけた。ソフトバンク、DeNAとも白星は全て敵地で挙げ、ここまでは「外弁慶」のシリーズとなっている。
 第5戦までホームチームがすべて敗れたのは、1950年から続くシリーズの歴史の中で今回が3度目。前回は秋山幸二監督が率いるソフトバンクが落合博満監督の中日を4勝3敗で下した2011年で、第6戦までビジターの勝利が続いた。
 ソフトバンクは第1、2戦の横浜スタジアムで有原、モイネロの左右の柱が先発。投打がかみ合って連勝を飾った。打撃に強みがあるDeNAは、敵地開催の第3~5戦で指名打者(DH)制を活用。左足甲の打撲で万全ではないオースティンをDHで起用でき、打線につながりが生まれた。
 移動日の1日を挟み、横浜スタジアムで第6戦を迎える。3連敗で後がなくなったソフトバンクの小久保監督は「この移動日は吉と出る」と切り替える。本拠地で勝って締めたいDeNAの三浦監督は「チーム状態もいい。ホームに帰っても同じ雰囲気で入れるように準備していく」。次はどちらに転ぶか。
[時事通信社]

第5戦で3ランを放った牧を迎えるDeNAの三浦監督(右)=10月31日、みずほPayPay
第5戦で3ランを放った牧を迎えるDeNAの三浦監督(右)=10月31日、みずほPayPay

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