2024-11-01 06:03

船橋の事件にも関与か=市川の強盗致傷容疑者―千葉県警

 千葉県市川市の住宅で女性が暴行を受け連れ去られた事件で、強盗致傷容疑などで逮捕された自称飲食店従業員、久保田陸斗容疑者(21)が、同県船橋市で起きた強盗致傷事件の現場付近の防犯カメラに映っていたことが1日、捜査関係者への取材で分かった。
 同容疑者は10月15日に横浜市青葉区で発生した強盗殺人事件への関与もほのめかしており、警視庁と千葉、神奈川、埼玉各県警の合同捜査本部は、少なくとも3件の事件に関与した疑いがあるとみている。 
 船橋市の事件は10月上旬に発生。男2人が高齢夫婦の住宅に侵入して暴行を加え、現金約900万円を奪って逃走した。夫婦は肋骨(ろっこつ)を折るなどの重軽傷を負った。
 捜査関係者によると、事件前後の時間帯、付近の防犯カメラに久保田容疑者の姿が映っていた。
 久保田容疑者は市川市の事件で公開手配され、10月28日に千葉県警に逮捕された。同容疑者とみられる人物は、横浜市青葉区の強盗殺人事件の現場付近の防犯カメラにも映っていた。
 市川市の事件を巡っては、監禁容疑で千葉県警に逮捕された職業不詳藤井柊容疑者(26)も、船橋市と横浜市の事件に関与した疑いが持たれている。
[時事通信社]

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