ドジャース、4年ぶりWS制覇=ヤンキースに4勝1敗―米大リーグ
【ニューヨーク時事】米大リーグの今季王者を決めるワールドシリーズ(WS、7回戦制)は30日、ニューヨークで第5戦が行われ、ナ・リーグ王者のドジャースがア・リーグ覇者のヤンキースを7―6で下して通算4勝1敗とし、4年ぶり8度目の制覇を遂げた。今季ドジャースに移籍した大谷はメジャー7年目で初めて、山本は1年目で栄冠を手にした。
第2戦で左肩を痛めた大谷は1番指名打者で出場して4打数無安打だった。ドジャースは五回に5点差を追い付き、1点を勝ち越された後の八回には2点を挙げて逆転。救援陣が相手の反撃を封じた。WS最優秀選手(MVP)には打率3割、4本塁打、12打点をマークしたドジャースのフリーマンが選ばれた。
ヤンキースの15年ぶり28度目のWS優勝はならなかった。
◇ドジャース球団小史
ロサンゼルス・ドジャース 1890年ナ・リーグ加入の名門球団。当時の本拠地ニューヨーク・ブルックリンを走る路面電車をよけて歩く人(ドジャー)が後に愛称になった。1958年に西海岸のロサンゼルスに移転した。
47年に大リーグ初の黒人選手ジャッキー・ロビンソン内野手がデビュー。サンディ・コーファックス投手、メキシコ出身のフェルナンド・バレンズエラ投手ら多くの名選手が在籍した。日本選手も多数プレーし、95年に日本人2人目の大リーガーとなった野茂英雄投手をはじめ、石井一久投手、黒田博樹投手、前田健太投手、ダルビッシュ有投手らが過去に所属した。
[時事通信社]
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