2024-10-29 23:18スポーツ

ソフトバンク、継投が裏目=日本シリーズ連勝止まる―プロ野球

5回、降板するソフトバンクの大津(右)=29日、みずほPayPay
5回、降板するソフトバンクの大津(右)=29日、みずほPayPay

 2連勝で本拠地に戻ってきたソフトバンク。一気に王手をかけたいところだったが、頂上決戦はそう簡単には勝たせてもらえない。
 先発スチュワートは再三ピンチを背負いながらも、四回まで1失点。1―1の五回から継投に入ったが、大津が勝ち越し点を許してしまった。
 2年目の大津はクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージで出番がなく、1軍での登板は10月4日以来。日本シリーズは初登板で、独特の雰囲気にのみ込まれたところはあっただろう。
 それでも、小久保監督は「敗因を振り返る意味はない」。采配は裏目に出たが、この場面での継投は妥当な決断でもあった。CSファイナルの第3戦では、同じようにスチュワートを5回2失点で早めに代え、逃げ切りに成功していた。
 先発3本柱の一人、スチュワートで試合を落とし、2018年の第3戦から続いていた日本シリーズでの連勝は14で止まった。痛い敗戦ではあるが、4番手の前田純の好投など明るい材料もあった。監督は「あしたにつながる」と即座に切り替えていた。 
[時事通信社]

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