バイデン氏、期日前投票=無念の撤退、ほろ苦い1票―米大統領選
【ワシントン時事】バイデン米大統領(81)は28日、自宅のある東部デラウェア州で11月の大統領選の期日前投票を行った。再選断念に追い込まれ、トランプ前大統領(78)との対決を果たせなかったバイデン氏。投票後、記者に「気分は悲喜こもごもか」と問われると「喜びだけだ」と答えた。
バイデン氏は一般有権者と共に投票所の列に並び、運転免許証を提示して受け付けを済ませた後、1票を投じた。ハリス副大統領(60)の勝算について、「われわれは勝つと思う」と語った。
バイデン氏は高齢不安の高まりを受けて7月に選挙戦からの撤退を表明。後継候補としてハリス氏を支持した。支持率が40%前後と低迷する上、ハリス氏が選挙戦で「世代交代」を掲げていることもあり、応援弁士に呼ばれることは多くない。
[時事通信社]
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