中村敬、充実の2年目=得点重ね、深めた自信―仏サッカー
【バルセロナ時事】サッカーのフランス1部リーグ、スタッド・ランスの日本代表MF中村敬斗が充実のシーズンを送っている。4得点に終わった昨季を経て、加入2年目の今季は9月15日のナント戦での初得点を皮切りに5試合連続ゴール。欧州5大リーグでは日本人初となる快挙を達成した。
同じポジションのチームメート2選手がシーズン序盤に負傷離脱。現状でプレー可能な唯一の左MFとなったチャンスを生かし、結果で信頼を勝ち取った。日本代表の先輩でもある同僚の伊東純也は「やらなきゃいけないという責任感はあると思う。今はそれが良い方向にいっているんじゃないか」と見ている。
その伊東が右サイドでボールを持てば、中村敬は迷わずゴール前に走り込む。この形はチームの得点パターンとして定着。連続ゴールが途切れた26日のブレスト戦でも、「自分にはワンチャンスある」と信じてプレーし、最後まで貫き通した。
日本代表でもひときわ高い決定力を誇る24歳は「自分の一番の武器は、ゴール前でのクオリティー」と胸を張る。得点とともに積み重ねてきた自信は、簡単に揺らぐことはない。
[時事通信社]
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