2024-10-24 22:17TOPICS

イスラエル軍「数カ月戦闘可能」=対ハマス・ヒズボラ、長期戦の構え

23日、イスラエル軍の攻撃を受けてレバノンの首都ベイルート南郊で上がる炎と煙(ロイター時事)
23日、イスラエル軍の攻撃を受けてレバノンの首都ベイルート南郊で上がる炎と煙(ロイター時事)

 【カイロ時事】イスラエル治安筋は23日、同国軍がパレスチナ自治区ガザのイスラム組織ハマスと、隣国レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラと続けている戦闘に関し、「数カ月間は(戦う)用意ができている」と述べ、既に1年が経過してもなお、両組織との長期戦に臨む構えを示した。AFP通信など記者団に語った。
 同筋は、ハマスやヒズボラの「指揮命令系統全体に打撃を与えた」としつつ、「(イスラエルの)治安維持のため必要であれば、(戦地に)とどまり続ける」と強調。「ガザやレバノンに対する戦争ではなくハマスやヒズボラに対する戦争だ。直接的にも間接的にも、(これらの)親イラン勢力を通じたイランとの戦争だ」と語った。
 イスラエル軍は24日、過去24時間でレバノン各地で160カ所以上の標的を空爆したと発表。レバノン国営通信によれば、首都ベイルート南郊で少なくとも17回の空爆があり、ビル6棟が破壊された。イスラエル軍は9月23日以降、大規模空爆を続け、犠牲者は1500人以上と報じられている。 

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