高浜1号機、50年超運転を認可=国内最古、現行制度で初―規制委

11月で運転開始から50年を迎え、国内の稼働原発で最も古い関西電力高浜原発1号機(福井県高浜町)について、原子力規制委員会は16日、今後10年間の点検、管理計画の方針などを盛り込んだ保安規定の変更を認可した。現行制度で原発の50年超運転が認められたのは初めて。
ただ、来年6月施行の「GX(グリーントランスフォーメーション)脱炭素電源法」に基づき、事実上の「60年超」運転を可能とする新制度が導入される。このため、改めて規制委の審査を受けて、認可を得る必要がある。
規制委は今回、老朽化の状況を踏まえ、機器などの安全性評価や管理方針について審査。熱や放射線を受けた炉内のコンクリートの強度が保たれているとする関電の評価や、一部部品を交換するとした方針などを確認した。
山中伸介委員長は定例会合後の記者会見で「高浜1号機は既に40年の運転延長の認可で適合性が確認されている。特に問題になるような点はなかったと考えている」と述べた。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
小型機墜落、3人死亡=前日にはNYでヘリ墜落―米南部
-
5月6日に首相指名選挙=メルツ氏選出へ―ドイツ
-
グリーンランド基地司令官を解任=米軍、バンス副大統領への異論で
-
NY株、600ドル超反発=金融市場混乱、不安和らぐ
-
危険業務叙勲に3576人
写真特集
-
ラリードライバー 篠塚建次郎
-
元祖“怪物” 巨人・江川卓投手
-
つば九郎 ヤクルトの球団マスコット
-
【野球】「サイ・ヤング賞右腕」トレバー・バウアー
-
【野球】イチローさん
-
【スノーボード男子】成田緑夢
-
【カーリング】藤沢五月
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎