トランプ氏集会、音楽セッションに切り替わり ハリス氏「大丈夫?」
【ワシントンAFP=時事】米共和党の大統領候補、ドナルド・トランプ前大統領は15日、東部ペンシルベニア州フィラデルフィア近郊のオークスで選挙集会を開いた。ただ途中から音楽が30分以上流れ、トランプ氏も曲に合わせて体を揺らした。民主党候補のカマラ・ハリス副大統領は、「彼(トランプ氏)が大丈夫であることを願う」との表現で、トランプ氏の精神状態に疑問を呈した。≪写真は、米ペンシルベニア州オークスで開かれた選挙集会で、登壇したドナルド・トランプ前大統領≫
トランプ氏の集会は、経済や生活費をめぐり聴衆からの質問に答える形でスタート。大統領選投票日を「(来年)1月5日」と言い間違える場面もあったが、順調な滑り出しだった。
しかし、2人の聴衆が医療支援を要する事態になったのをきっかけに、トランプ氏は「もう質問はやめにしよう」「音楽にしよう」と宣言。
そこから米ロックバンド「ガンズ・アンド・ローゼズ」の「November Rain」、ルーファス・ウェインライトの「ハレルヤ」、トランプの氏集会で定番となっているビレッジ・ピープルの「Y.M.C.A.」など9曲が30分以上にわたり流れ、トランプ氏もぎこちなく踊ったり、体を揺らしたりした。いきなり立ち尽くし、聴衆を見詰めたり、指さしたりする場面もあった。
ハリス陣営は最近、トランプ氏の心身の状態を問題視しているが、この日のトランプ氏の奇態に関しても、「訳が分からなくなり、混乱し、ステージで固まったようだ」と指摘した。【翻訳編集AFPBBNews】
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