黒人向け政策急きょ発表=ハリス氏、伸び悩みに焦り―米大統領選
【ワシントン時事】米民主党のハリス副大統領は14日、黒人男性の支援に特化した公約を発表した。大統領選が約3週間後に迫る中、ハリス氏は人種的少数派など民主党の伝統的支持層の間で伸び悩みが指摘され、急きょ追加された公約に焦りの色がにじむ。
黒人起業家向けの100万件の小口融資や、黒人男性の教員資格の取得支援、嗜好(しこう)用大麻の合法化などが柱。ハリス氏は同日、激戦州の東部ペンシルベニア州で演説し「誰もが機会を得られる未来を築く」と約束した。
ニューヨーク・タイムズ紙の最新世論調査によると、黒人のハリス氏支持率は78%でトランプ氏の15%を圧倒するものの、2020年大統領選でバイデン大統領が得た90%からは減少している。
[時事通信社]
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