中道左派野党、第1党視野=ウクライナ支援継続―リトアニア議会選
【ベルリン時事】バルト3国のリトアニアで13日、議会選挙(一院制、定数141)の第1回投票が行われた。開票率99%超の段階で、中道左派野党・社会民主党が比例代表で得票率19.4%と首位に立ち、第1党を視野に入れている。単独過半数には届かず、政権交代を目指し連立協議を主導するとみられる。
シモニテ首相を支える中道右派与党の祖国同盟・キリスト教民主党は17.9%で、議席を減らす方向。国民の間では厳格な新型コロナ対策や物価高への不満が広がった。一方、保守政治家が立ち上げたポピュリスト新党「ネムナスの夜明け」が15.0%で3番手につけた。
主要政党はロシアの侵攻を受けるウクライナを引き続き支える方針で一致している。議会選は比例と小選挙区で争われ、27日に小選挙区の決選投票が実施される。
[時事通信社]
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