マカオ政府トップに岑浩輝氏=前最高裁長官、本土出身で初
【香港時事】マカオ政府トップを決める行政長官選挙が13日行われ、終審法院院長(最高裁長官)を務めた岑浩輝氏(62)が当選した。岑氏は唯一の候補者で、事実上の信任投票。中国本土出身者が行政長官になるのは初めてで、12月に就任する。任期は5年。
各界代表で成る親中派主導の選挙委員会が選出し、一般市民に投票権はない。当選には選挙委員400人の過半数の票が必要。398人が投票し、岑氏は394票を得た。現職の賀一誠氏(67)は健康上の理由で立候補しなかった。
[時事通信社]
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