2024-10-11 22:23スポーツ

名門ENEOS、新たな姿=チーム一丸で開幕勝利―バスケットWリーグ

第1クオーター、シュートを決めるENEOSの宮崎=11日、東京・代々木第2体育館
第1クオーター、シュートを決めるENEOSの宮崎=11日、東京・代々木第2体育館

 一進一退の攻防となった開幕戦を制した。ENEOSの主将、宮崎は「エネルギーあふれるチームだった。新しい姿を見せられた」と笑った。
 全員攻撃、全員守備で勝利をたぐり寄せた。司令塔の宮崎は15得点9アシストでけん引。ゴール下で体を張った長岡が両チーム最多22得点をマークし、新戦力のオコエも得意の3点シュートを決めて貢献した。
 中軸に引っ張られて若手も躍動。この日WリーグデビューとなったU18(18歳以下)日本代表のエース、18歳の田中は11得点と堂々のプレーを見せ「自分で(点を取りに)いく気持ちだった」と胸を張った。
 昨季はリーグ戦、11連覇を狙った皇后杯でも優勝を逃し、16季ぶりの無冠に終わった。オフには長年チームを支えた渡嘉敷らベテラン勢が移籍。経験のある選手と若手が融合して、チーム再建を目指す。
 宮崎は「みんなが点を取りにいくのが今季のテーマ。チーム一丸で頑張りたい」。生まれ変わった名門が、2季ぶりのリーグ制覇へ最高の滑り出しを見せた。
[時事通信社]

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