人口密集地攻撃に非難相次ぐ=レバノン情勢で安保理会合
【ニューヨーク時事】国連安保理は10日、イスラエルとイスラム教シーア派組織ヒズボラの交戦が激化するレバノン情勢について緊急会合を開いた。イスラエルは同日、首都ベイルート中心部を空爆しており、人口密集地への攻撃を非難する声が相次いだ。
会合開催を要請したフランスのドリビエール国連大使は「市民が大きな代償を払い続けている」と批判。米国などと共同で提案した一時停戦案は「まだ有効だ」と述べ、即時履行を求めた。
ウッド米国連代理大使もイスラエルの自衛権を認める一方で「民間人の被害を最小限に抑える必要がある」と語った。
[時事通信社]
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