SVリーグ、外国人枠増で底上げ期待=プレーオフは来年5月まで
バレーボールのVリーグは「プロ化」を掲げては頓挫し、マイナーチェンジを繰り返してきた歴史がある。11日に開幕するSVリーグは各選手とのプロ契約を絶対条件とせず、「フェアウエーを広げた」(大河正明チェアマン)。一方、同時にプレーできる外国選手(アジア枠を除く)が1人から2人に増え、プレーオフが来年5月まで続く長期戦となる。
各チームは強力な助っ人を補強し、男子にはポーランド代表のシリフカ(サントリー)、米国代表のデファルコ(愛知)らパリ五輪のメダリストも来日。日頃の練習も含め、レベルの底上げが期待される。
高橋藍(サントリー)が「レシーブができ、スパイクが打てる選手は限られる。そういう長所を生かしたい」と話すように、外国選手とポジションが重なる日本選手は持ち味のアピールが必要になりそう。「文化も違う外国人が増え、チームになるのが難しくなる。前半戦に格上と戦う時はチャンス」とは古賀太一郎(東京GB)。連係の精度が落ちれば、付け入る隙があるとみる。
レギュラーシーズンの試合数は男女とも増え、来年4月までの計44試合に。プレーオフは2戦先勝方式のトーナメントとなり、決勝は5月上旬に開催される。柳田将洋(東京GB)は「けがとの闘い。今まで以上にハードなシーズンになる」と覚悟。宮部藍梨(姫路)は「いろんな選手を出し、温存しながら戦っていけるのが強いチーム」と話し、「総力戦」が必要との考えを示した。
チーム名には地域名を入れることが求められ、ホームゲームの8割以上を開催する3000人以上収容のホームアリーナ確保が必須になった。より地域に密着したチーム運営となり、荒木彩花(SAGA久光)は「地域の方に応援してもらえている実感は昨季よりある」と手応えを口にした。
[時事通信社]
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