利下げ「急ぐ必要なし」=年内0.25%で2回想定―米FRB議長
【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は30日、連邦公開市場委員会(FOMC)の示した基本シナリオでは、一連の利下げが「時間のかかるプロセスであり、急いで行う必要がないと見ている」と語った。南部テネシー州での講演後、質疑応答の中で発言した。
その上で、経済動向が予想通りなら、年内0.25%の幅で2回の利下げを想定していると説明。ただ、利下げペースは今後の指標次第であり、「景気が予測より鈍化すれば、利下げを速めるし、それほど鈍化しなければ緩める」と指摘した。
[時事通信社]
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