2024-09-30 10:46スポーツ

松山、エースの意地=プレジデンツ杯ゴルフ

 松山は、世界ランキング1位に君臨するシェフラーに一歩リードされて迎えた14番で本領を発揮した。約4メートルのバーディーパットを沈めて追い付くと、ギャラリーに一層の声援を促すようなジェスチャーを見せた。パー3の17番で先行。勝利を決めた最終18番のパーパットは、「手が震えていた」と打ち明けた。
 3日目は自身の不調も響き、ペアの試合で2戦2敗。「ゴルフをやめたいぐらい、すごく嫌な気持ちになっていた」。だが、最終日のスタートの際には「絶対勝ってやる」。好調だったショットを軸に「ぼこぼこにされる可能性もあった」という難敵との一戦に勝ち切った。
 世界7位の松山は、世界選抜の最高位。チームとしてはまたも米国選抜の牙城を崩せなかった中、エースが意地と存在感を示した。(モントリオール時事)
[時事通信社]

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