NY円上昇、143円台前半
【ニューヨーク時事】24日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、米長期金利の低下を背景に円買い・ドル売りが優勢となり、1ドル=143円台前半に上昇した。午後5時現在は143円18~28銭と、前日同時刻比37銭の円高・ドル安。
日銀の植田和男総裁が24日の大阪市での講演で、利上げの判断を急がない姿勢を改めて示したことで、日米金利差がすぐには縮小しないとの見方が円売り・ドル買いを後押しした。ただ、米消費者景気信頼感指数が市場予想を大きく下回ったことで米長期金利が低下。一転して円買い・ドル売りが優勢となった。
[時事通信社]
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