JR東の車両センターに立ち入り=圧力値データ改ざん―国交省
JR東日本が鉄道車両の車軸に車輪をはめ込む作業で圧力値のデータを改ざんするなどしていた問題で、国土交通省は24日、鉄道事業法に基づき、同社の東京総合車両センター(品川区)を立ち入り検査し、特別保安監査を始めた。同社では2017年3月に改ざんが発覚したが、安全性が確認されたとして公表しておらず、国交省は経緯を調べる。
JR東によると、17年3月、社内規定の上限を上回る圧力をかけたり、下限に満たなかったりしたケースが計4888本発覚。このうち1187本で圧力値を書き換えていた。同社は現在も京浜東北線などで76本を運用しているが、年内に交換予定という。
[時事通信社]
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