2024-09-23 21:57

ソフトバンク、独走でV=小久保監督1年目で頂点―プロ野球

 プロ野球パ・リーグで23日、ソフトバンクが4年ぶり20度目(前身球団を含む)の優勝を決めた。小久保監督は就任1年目での栄冠。優勝マジック「1」で迎えたオリックス戦に9―4で勝ち、135試合目で決めた。
 32本塁打の4番山川、打率リーグトップの近藤らを擁する強力打線がチームを引っ張った。昨季リーグ4位の防御率だった投手陣は、先発で13勝の有原、11勝のモイネロを中心に安定していた。
 4月4日から一度も首位を明け渡さずに独走。8、9月は勢いが落ちたものの、2位には11ゲーム差をつけて危なげなくゴールした。 
 
 ◇ソフトバンク球団小史
 1938年創立の南海が前身。1リーグ時代の46年から鶴岡(当時山本)一人監督が指揮し、同年の初優勝を含め68年までに11度のリーグ優勝。59年に初の日本一。89年にダイエーとなり、本拠地を大阪から福岡に移転。長く低迷したが、99年に王貞治監督の下で26年ぶりのリーグ優勝、35年ぶり日本一。2005年からソフトバンクになり、11、14年に日本一。15年からは工藤公康監督が率い、同年と17~20年に日本シリーズを制した。
[時事通信社]

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