円上昇、一時139円台=1年2カ月ぶり高値―欧米外為
【ロンドン、ニューヨーク時事】週明け16日の欧米外国為替市場では、東京市場が休場となる中、米連邦準備制度理事会(FRB)による大幅利下げ観測を背景に、円買い・ドル売りの流れが加速し、円相場は一時1ドル=139円台に上昇した。昨年7月下旬以来、約1年2カ月ぶりの円高水準。米東部時間午前9時現在は140円20~30銭と、前週末午後5時比58銭の円高・ドル安。
FRBが17、18両日に開く連邦公開市場委員会(FOMC)で、通常の2回分に相当する0.5%の利下げに踏み切るとの観測が強まり、米長期金利が低下。日米金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが進んだアジア市場の流れを引き継ぎ、ロンドン市場では一時139円58銭近辺に上伸。ニューヨーク市場でも139円76銭を付けた。
[時事通信社]
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