パラスポーツの祭典、熱戦に幕=日本、東京大会超える金14個
【パリ時事】パリで初開催された夏季パラリンピックは8日、パリ郊外サンドニのフランス競技場で閉会式が行われ、12日間にわたるパラスポーツの祭典が幕を閉じた。
閉会式で日本選手団は競泳男子2冠の木村敬一(東京ガス)、卓球女子金メダリストの和田なつき(内田洋行)が旗手を務めた。
日本は海外大会で史上最多となる175選手(男子100、女子75)が参加し、メダルは金14、銀10、銅17の計41個を獲得。金は前回東京大会の13個を上回り、国・地域別で10位。総数は過去最多だった2004年アテネ大会の52個に届かず、目標に掲げた更新はならなかった。中国が金メダル94個、総数220個で共に最多だった。
最終日の8日は、陸上女子マラソン(視覚障害T12)の道下美里(三井住友海上)と、男子マラソン(車いすT54)の鈴木朋樹(トヨタ自動車)が銅メダルを獲得した。
次回のロサンゼルス大会(米国)は28年8月15~27日に行われる。
[時事通信社]
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