広島、自慢の投手陣奮闘=連敗4でストップ―プロ野球
広島は暑さの厳しいデーゲームで、自慢の投手陣が力投。最後は1点のリードを守って逃げ切り、連敗を4で止めた。
九里は「まずは先制点を与えないように」と臨んだ先発のマウンドで、序盤は3人ずつで片付ける最高の滑り出し。0―0の四回は2死三塁で4番細川を迎えたが、強気に内角を攻め、変化球で空振り三振。ピンチを脱し、右拳をぐっと握ってほえた。この気迫に応えるように、打線が四、五回に1点ずつ援護した。
七回に1点を失い、2死一、二塁としたところで左腕のハーンにスイッチ。八回の島内も無失点に抑え、最後は栗林が締めて九里の103球に報いた。栗林はプロ1年目の自己最多に並ぶ37セーブ目もつかみ、「うれしい気持ちはもちろんあるが、そこが目標ではない。何点差でもいいので、チームが勝てればと思ってこれからもやっていきたい」と一息ついた。
3位阪神も追い上げるなど、セ・リーグの優勝争いは一層の混戦に。新井監督は「残り試合も少ないので一喜一憂している暇はない。次の試合と思って、みんなで頑張っていきたい」。6年ぶりのリーグ制覇へ「全員野球」で勝ち切るつもりだ。
[時事通信社]
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