半谷、4度目挑戦で初メダル=新クラス分けの全盲で―柔道〔パラリンピック〕
柔道女子で4大会連続出場の半谷が、初のメダルとなる銀をつかんだ。決勝で一本負けした直後は悔し涙があふれたが、「力は85%出せた。やりたいことをやって負けた」と納得できた。
生まれつき視覚障害がある。東京大会までは障害の程度にかかわらず体重別の階級で争われ、自身より障害の軽い弱視の選手と対戦したことも。今大会は全盲と弱視にクラスが分けられ、「思いっ切り柔道しても怖くない」と思えるようになった。
全盲の試合は相手との距離が近く、力が強い選手が優位になる印象だという。半谷は辛抱強く耐えて相手が力を出す向きを感じ取り、絶妙なタイミングで技を仕掛けて対抗。「粘れた」と胸を張った。
2年前には右膝前十字靱帯(じんたい)を断裂。支えてくれた周囲に感謝し、「持って帰るメダルができて安心した」とほほ笑んだ。 (時事)
[時事通信社]
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