元小結千代天山が死去、48歳=新入幕から3場所連続三賞―大相撲
大相撲の元小結千代天山の角大八郎(すみ・だいはちろう)さんが死去したことが30日、分かった。48歳だった。関係者が明らかにした。近年は体調を崩していたという。
大阪府出身。九重部屋から1991年春場所で初土俵を踏んだ。体の柔らかさを生かした取り口で出世し、97年初場所新十両。新入幕を果たした99年初場所から3場所連続で三賞を受賞し、今年の名古屋場所で大の里が4場所連続で獲得するまで最多記録だった。
99年名古屋場所で新小結に昇進したが、1場所で転落。その後は度重なるけがなどで番付を落とし、三段目まで下がった2008年初場所で現役を退いた。幕内在位は23場所。引退後は日本相撲協会に残らず、和歌山県内で飲食店を営んでいた。
[時事通信社]
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