大坂、敗れるも存在感=全米テニス
大坂は1回戦で第10シードのオスタペンコに完勝し「自分のプレーには満足している」と手応えを語っていた。この日も質の高いテニスを続けたが、ムホバの精度が上回った。
第1セット第7ゲーム。ボールの勢いを抑えたスライスショットをネット際に落とされてポイントを奪われ、直後にブレークされた。第2セットは先に相手のサービスゲームを破ったが、次のゲームで3連続のセットポイントを生かせなかったのが痛かった。最後はタイブレークで屈した。
過去2度優勝の全米オープン。出産を経て2年ぶりに「特別な大会」に臨んだ。「本当に楽しかった。たくさんの人が応援してくれて、感謝している」。2回戦敗退となったが、持ち味の威力あるサーブやショットで観客を沸かせ、確かな存在感を示してコートを去った。(ニューヨーク時事)
[時事通信社]
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