田中、1点差に泣く=テコンドー〔パラリンピック〕
田中は1点差に泣いた。テコンドー男子58キロ級(上肢障害)の準々決勝でアゼルバイジャン選手に5―6で敗れ、敗者復活戦はスペイン選手に7―8。ともに終盤の追い上げも及ばず、「あとちょっとの差をすごく感じた」。目標のメダルはつかめなかった。
生まれつき両腕に障害がある。前回東京大会で新競技として採用されたことをきっかけにテコンドーを始めた。2年前に拠点を九州に移し、今大会はパラで初勝利は挙げた。3年間の歩みを振り返ると目を潤ませ、「今度こそメダルが取れるように成長していきたい」と4年後に視線を向けた。(時事)
[時事通信社]
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