米エヌビディア、純利益2.7倍=旺盛なAI需要続く―5~7月期
【シリコンバレー時事】米半導体大手エヌビディアが28日発表した2024年5~7月期決算は、売上高が前年同期比2.2倍の300億ドル(約4兆3400億円)、純利益が2.7倍の165億9900万ドルだった。いずれも四半期ベースの過去最高を更新。生成AI(人工知能)向け半導体の需要が引き続き旺盛だった。
AIを含むデータセンター部門の売上高が2.5倍の263億ドル。売上高全体の87%を稼いだ。ゲーム部門は16%増収。
エヌビディアは、生成AIのデータ処理に最適とされ圧倒的なシェアを誇る画像処理半導体(GPU)を武器に、5四半期連続で売上高、純利益の記録を塗り替えている。増収率こそ2~4月期(3.6倍)から縮小したが、米メディアによると、売上高は市場予想を超えた。
フアン最高経営責任者(CEO)は声明で、「生成AIは全産業に革命をもたらす」と述べた。データセンターを最新鋭にしようとする動きが活発で、記録的な収益になったと説明した。
8~10月期の売上高は325億ドル前後と予想。フアン氏は電話会見で、今後投入する半導体「ブラックウェル」について「とてつもない需要がある」と語り、先行きにも強気だった。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
iPhone16発売=AI搭載、来年日本語版
-
大谷、史上初「50本塁打、50盗塁」=2打席連続アーチで達成―米大リーグ
-
パラスポーツ大使に小椋久美子さん 愛知県
-
大谷が49本塁打、51盗塁=大記録まであと1本―米大リーグ
-
利下げは「良い知らせ」=インフレ鈍化を強調―バイデン米大統領
写真特集
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕
-
【スポーツクライミング】安楽宙斗〔パリ五輪〕
-
【カヌー】羽根田卓也〔パリ五輪〕