J1福岡、サニブラウン弟がトップ昇格=フィジカル武器に
J1福岡は26日、陸上男子短距離のサニブラウン・ハキーム(東レ)を兄に持つFWサニブラウン・アブデル・ハナン(18)が、下部組織から来季トップチームに昇格すると発表した。福岡市内で記者会見し「うれしかったし、頑張ってきてよかった」と喜びを語った。
7歳上の兄は、パリ五輪の男子100メートルで日本歴代2位の9秒96をマークした。サッカーに打ち込む弟も兄譲りのフィジカルを武器とし、スピードに加え、ジャンプ力を生かしたヘディングの競り合いを得意とする。
「お兄ちゃんからは短く『頑張れ』と言われた」と話し「まずは試合に出て、海外に行き、ワールドカップで得点を取れる選手になりたい」と意気込んだ。
[時事通信社]
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