世界一の富豪が買収=2部パリFC、ビッグクラブ入りも―仏サッカー
【パリ時事】パリに二つ目のビッグクラブが誕生するかもしれない。サッカー・フランス2部リーグのパリFCに注目が集まっている。昨年11月に「ルイ・ヴィトン」を傘下に収める仏LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)のベルナール・アルノー会長の一族が経営権を取得。クラブは「規模を変え、新たな成功を目指すこととなる」と声明を発表した。
アルノー氏は昨年も世界長者番付のトップとなった大富豪。資金力は豊富だ。クラブは「フランスのトップであり続けること」「パリ市民の心のよりどころであること」を目標に掲げた。年間予算は大幅にアップする見込みで、複数の地元メディアによると、ホームスタジアムの移転も検討。チームは長期的に強化していく方針で、練習施設や育成にも大規模な投資がされるもようだ。
またクラブは、J2大宮を買収するなど世界各国でサッカー事業に参入しているオーストリアの大手飲料メーカー、レッドブルと連携。サッカー部門の責任者に名門リバプール(イングランド)の前監督で名将のユルゲン・クロップ氏が就任し、今月に入りパリFCの試合を視察したことが報じられるなど、新たな動きも見られる。
パリには2011年にカタール資本が入って欧州屈指の強豪となったパリ・サンジェルマンがある。現在2部のパリFCが今後、肩を並べる存在となるか注目だ。
[時事通信社]
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