初白星に収穫と課題=ジョーンズHC「いい学び」―パシフィック杯ラグビー
白星スタートにも、日本のジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は「前半は集団のスピードでうまくプレーできたが、後半は停滞した」。第2次体制初白星から、収穫も課題も見いだした。
プレーも判断も速い「超速ラグビー」で、一時は38―0と大きくリード。前半4分に素早い球出しから連続攻撃を重ね、WTBツイタマの先制トライにつなげた場面は象徴的だった。ところが後半は疲労からミスが増加。フッカーの坂手は「足をためる場面で前掛かりになった」と反省した。
将来を見据え、先発メンバー15人の平均キャップ数は10に満たない構成。結果とともに戦術の熟成を目指し、指揮官は「若いチームのいい学びになった。日本は集団のスピードで世界一になれる」と話した。(時事)
[時事通信社]
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