2024-08-26 09:50スポーツ

追い上げた西郷=一時V争い射程に―全英女子ゴルフ

全英女子ゴルフの最終ラウンドを終え、取材に応じる西郷真央=25日、英セントアンドルーズ
全英女子ゴルフの最終ラウンドを終え、取材に応じる西郷真央=25日、英セントアンドルーズ

 首位と5打差で臨んだ最終ラウンド。西郷は一時トップ争いを射程圏に入れる追い上げを見せた。
 2番の第1打がブッシュにはまり、ボールが見つからず打ち直しに。序盤で痛恨のダブルボギーをたたいたが、すぐに気持ちを切り替えて5、6番の連続バーディーで挽回した。
 さらに8、10番でも難しいバーディーパットを決め、通算4アンダーに。この時点で首位に2打差と迫ったが、11番(パー3)で3パットのボギー。以降はチャンスがほとんどないままスコアを伸ばせず、16番ではボギー。「優勝を目指して戦っていた分、すごく悔しい結果」と肩を落とした。
 それでも強風が続く難しい環境下、4日間通して上位を維持し、通算2アンダーの7位で終えた戦いは堂々たるもの。メジャーでは7位に入った6月の全米女子プロ選手権以来、今季2度目のトップ10フィニッシュになった。
 今季から米ツアーに本格参戦した。過酷な環境にもまれ、たくましさを増した22歳は「去年までの自分だったら立て直せなかったかもしれない。気持ちの部分で負けずにプレーできたのはよかった」と手応えを口にした。(セントアンドルーズ時事)
[時事通信社]

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