2024-08-23 17:19

高橋主将、敗戦にも涙なし=高校野球・関東一

 関東一の高橋主将は4番としての役割を果たせなかった。「(チームが)打てないときに打つのが4番」と意気込んでいたが、3打席目まで快音はなし。九回は1死二塁と一打サヨナラの場面で打席へ。変化球を振り抜いた打球は、伸びを欠いて中飛に終わり、「自分が打てなかったのが一番。あそこで打てないのが自分の弱さ」と責任を背負った。
 今春の選抜では自身の失策も絡み、延長タイブレークの末に初戦で敗退。その悔しさを糧にし、技術と精神の両面で成長できたという。「いい仲間に恵まれ、最高の舞台で最後まで戦い抜けたのは宝物になる」と涙はなく、晴れやかな表情で聖地を去った。
[時事通信社]

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